奈良西ロータリークラブは、1969年12月13日チャーター以来38年を迎えます。
近年、当クラブも会員の高齢化により、平均年齢(2006年7月1日現在)も64歳と高く、また会員数38名(2006年7月1日現在)と会員の減少が著しかったクラブを、前吉村会長・理事役員の皆さまそしてクラブ会員の皆さまの熱い思いが実り、若い素晴しい新入会員7名が入会されたことにより、平均年齢(2007年7月1日現在)59歳と著しく下がり、活気溢れるクラブに変身しました。これは「会員数が少なくても活力あるクラブ運営」をする事が可能なCLPを導入されたことが大きな要因と考えられます。
2007〜2008年度のウィルフリッド.J.ウェルキンソンRI会長のテーマは「ROTARY SHARES=ロータリーは分かちあいの心」であります。
ロータリーは、その人類愛を表現し、分かち合う術を授けてくれるのです。私たちはクラブ奉仕を通じて分かち合います。私たちは、愛の心を職業奉仕で通じて分かち合います。私たちが社会奉仕を通じて愛を分かち合うのは、社会奉仕がロータリーの心臓部だからです。そして、私たちは国際奉仕を通じて愛を分かち合っています。分かち合いの心を通じて、四大奉仕の重要性を強調されております。全世界の120万人の会員が世界中でロータリーを余すところ無く自由に分かち合っていこうというのです。
また強調事項としては、昨年に引き続き、@水保全 A識字率の向上 B保健及び飢餓追放 Cロータリー家族 の四項目があげられております。
橋本長平ガバナーは、地区テーマとして「おもいやり」と掲げられました。日本人が長年にわたって育んできた美しい「おもいやり」。人に対する「おもいやり」は、お金や物より次元の高い価値あるもので、100年前にポール・ハリスが追い求めたのも、この「おもいやり」の心ではなかったでしょうか。特に、職業奉仕において思いやりの心でもって奉仕することを強調されておられます。
また、例会の出席率向上と会員増強、特に純増1名の達成のほか、地区目標としてウィルキンソンRI会長が強調されたクラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕を地区の目標に掲げられました。
私は、ウィルフリッド.J.ウェルキンソンRI会長と橋本長平ガバナーの方針を受けて次の通り行いたいと思います。
(1)CLPの定着 CLPに基づくクラブ運営体制を定着させる。活力のあるクラブ運営を目指し、前年度から導入されたCLPによってクラブの活性化を図っていきたい。CLPの活動組織をクラブ管理、クラブ広報、クラブ増強、クラブ奉仕、クラブ基金の5委員会とし、各委員会構成員全員で、毎月または2ヶ月に1回、定例の委員会の開催をお願いします。そこで決まった事項を例会でご報告いただくと共にそれらの意見を即座に事業活動に反映させていきたい。
(2)会員増強 昨年は38名から45名にまで会員を増強していただきました。今年度は引き続き50名の目標達成に努力いたしたい。
(3)例会の充実 例会出席を強調したい。例会の出席は会員の義務であるが、一方で会員が出席したくなるような楽しい、友情豊かな、充実した雰囲気作りとバラエティーに富んだ楽しめる卓話者を依頼するなどの努力をして、会員にとって例会を楽しく、明るく、おもしろい時間帯にいたしたい。
(4)親睦活動の充実 会員とその家族が楽しみ、そして理解し合える親睦活動に心掛ける。家族や親睦会を始めゴルフ、ディナーショーなどの観劇、グルメ等、クラブの活力の源になる企画に努めたい。
(5)奉仕活動 充実した例会を基盤にロータリーの原点であるそれぞれの職業を通した奉仕を始め、従来から継続して実施している国際奉仕、青少年奉仕など全員が参加できる奉仕活動を展開したい。
奈良西ロータリークラブ37年の伝統を守りながら、今の時代に合う奉仕を実践できるよう、お互いを思いやり、助け合うことで、夢のあるロータリークラブを目指し、楽しく、明るい、愉快に行動し、奉仕の成果を確かめ合いたいと考えていますので、ご理解、ご支援、ご協力を切にお願いいたします。
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