今年度、当クラブの社会奉仕事業の一部の奈良少年刑務所見学と贈呈式に9月4日会長ほか19名で行ってきました。これも山本会員のお陰で、刑務所内部を隅々と見学する事が出来ました。レンガの壁で囲まれた中でも受刑者は看守の厳しい指導の中、工場内で仕事をしている様子を見る事が出来ました。
今回の刑務所へのおもな目的は、スポーツ用品のユニホームと靴を送る事です。これらの費用は国から出ないそうです。奈良少年刑務所は25歳以下の若い人が多いです。仕事が終わった後に少しの自由時間がありスポーツをしています。
スポーツにはいろんなルールがあります。そのルールを守る事で楽しいスポーツができます。小さなルールの積み重ねによって、社会が成り立っている事をスポーツによって理解させ更生に役立つ事を願っています。
スポーツする事により良いチームが出来ます。チームどうしの試合もあります。勝つためにはチームどうしの結束が必要です。結束する事により良い友人ができます。刑務所を出ても社会のルールを守る事で再犯のない社会復帰を願って良い人生を送ってもらうためです。ユニホームと靴を贈呈したのを着て野球の姿を見学しました。大変嬉しいとお礼を言ってくれました。
又、ミーティングセットを送りました。
7〜8名のグループで自分の犯した罪の原因を探り、問題を除去するための指導に使ってもらいます。これも再犯を防止して良い社会復帰を願って少しでも役立ったらと思って贈呈しました。
又、受刑者の墓へもお参りしました。
明治以降500人以上も亡くなっているそうです。遺体の引き取りもない方なので無縁仏としておまつりしていると聞いています。亡くなった方の霊を少しでも癒すため会員の山本・福井住職に念仏をいただきました。
クラブ奉仕委員長 松川 |