会長就任挨拶 2009-2010年度 会長 三木 武彦
2008年末よりリーマン・ブラザーズの倒産に単を発した『100年に1度』という日本を含め世界経済危機、金融危機 日本経済も円高、輸出激減、株安、消費不振に見舞われ、トップ企業のトヨタ自動車以下大企業の決算赤字、中小企業の経営不安の真ただ中の2009〜2010年 伝統ある第40代会長の大役をおおせつかり、又唯今は身にあまるたくさんのニコニコ及びお言葉をいただき身の引き締まる思いであります。 本当に口下手で頼りない私ですが、この1年間我がクラブ発展のため私なりに頑張って参りますので、皆様方のご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
また本年度は当クラブ40周年記念事業の年に当たっておりすでに中村(憲)委員長、林副委員長、大浜副委員長、須山副委員長を中心に、皆様には各部門においていろいろご苦労をお掛けしますが、皆様に喜ばれる楽しい記念事業となりますよう、なお一層のご協力重ねてお願いいたします。
本年度2009〜2010年度RI会長ジョン・ケニー(英国)は、『ロータリーの要は一つ一つのクラブに尽きる』『すべてはクラブに始まりクラブに終わる』そういう意味を込めて本年度のテーマを『ロータリーの未来はあなたの手の中に』と発表されました。
ロータリーの未来というのは、各ロータリークラブが形づくるのです。ロータリアンとし私たち一人一人がロータリーを力強く引継ぐことが出来るのかということを考えて実践していかなければいけません。 ロータリーをどのような方向にもっていくのかということを私たちの行動で示さなければいけません。 ですから『ロータリーの未来はあなたの手の中に』あるのですといわれています。世界33000のロータリークラブは自主性をもって一番いい奉仕を選ぶ必要があり、1年度限りではなく継続性というものも重んじなければならないともいわれております。
また水、保健、飢餓救済、就学率向上を引き続き新年度の強調事項とされております。 これらをふまえ本年度地区ガバナー富田謙三氏は『育てよう人』をテーマに掲げられ そして次の項目を地区の強調事項として提示されました。
@出でて奉仕せよ
A職業奉仕への取り組み
(事業及び専門職の道徳的水準を高めること、『4つのテスト』充分職業生活の中に生かすべき努力いたしましょう)
B青少年への奉仕
(新世代を対象に常設されている4つのプログラム、ロータアクト、インターアクト、青少年交換、RYLAのプログラムが『育てよう人』が根幹でもあります。)
C社会奉仕への更なる踏み込み
D公共イメージの向上
の5つをかかげられました。
さて今年度の私会長のクラブ方針としましては、
@40周年事業の成功
小原前会長も40周年を迎えるにあたり『この伝統ある奈良西ロータリークラブに入っていて良かった。入会させてもらってときめきを持てた。少しでも良い奈良に出来た。』と全員が感じ、共感して頂く運営がしたいと言われていました。この40周年の節目少しでも願いが届くよう頑張っていきたいと思います。
A楽しい例会作り
楽しい例会をすることにより、欠席者も少なくなり、また退会防止にもつながる様、会員卓話を中心に、外部卓話もおり混ぜ充実した例会にし、出席率の向上も図りたい。
B楽しい親睦活動
親睦活動もクラブを活性化させる原点であるとの思いで、会員並びに家族が喜々として参加出来る様、内輪会も含め楽しい企画で努めてまいります。
C会員増強にも力をいれる
前年度もうすぐ60歳ということで、60名を目標にされました。そしたら私の場合もうすぐ70歳ということで70名目標になってしまいます。それはとても無理な話で、純増5名を目標として頑張って参ります。
D委員会活動の充実
毎年各委員会の協議会が、なかなか持てない様に思います。もう少し各委員会のみの協議会を増やし、各人が活躍出来る様努めて参りたいと思います。
E平城遷都1300年祭事業について
県下13クラブ合同でプロジェクトを組むようです。又40周年事業の中にも検討していただいております。ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
F新入会者、若手会員の育成、情報の共有化
少しでもロータリーの良さを理解してもらい、また情報を提供することで、喜々として会合に、奉仕活動に参加してもらえる様頑張って参ります。
他にもあれやこれやと希望はありますが、とにかく諸先輩方の築いてこられた伝統と実績 その40年の足跡を汚さないよう この一年クラブの発展のために全力を尽くして参る所存であります。
これからもしばらく日本、世界と不況が続きます。これをバネに改革100年の最初の年として、チェンジ、チャンス、前進勝利の年ともいわれています。 平和、繁栄、幸福は他の地にあるのではない。この市、この地域、このクラブにあるのだとの思いで頑張って参ります。
最後に理事、役員、そして会員の皆様方 なにせ頼りない私です。 再度ご協力、ご指導をお願いして 私の挨拶をさせていただきます。 ありがとうございました。
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