運営方針と就任挨拶
2021-2022年度 会長 植野 洋志
この度2021−2022年度第2650地区の奈良西ロータリークラブの会長を拝命いたしました.本クラブは2019年12月15日に50周年記念式典を行ない,次の50年を目標に動き始めたところです.これまでのクラブ活動を支えていただいた方々にお礼と感謝を申し上げます.
昨年以来コロナ感染にて,全世界のロータリー活動ができていない状況です.当クラブにあっても,休会が続き,会員相互の触れ合いが極端に低下し,クラブ活動はもとよりロータリー活動への関心も薄れつつあることが懸念されます.また,コロナ関連で命を奪われた方々への追悼の意を表するとともに,医療介護などでご支援された方々に深謝いたします.できるだけ早期にコロナ感染問題が収束し,普通の活動に戻れることを望む限りです.
ここに,本年度の会長として,クラブの「テーマ」と「活動方針」を述べたいと存じます.
「テーマ」
「ロータリーの基本を学び,クラブ活動を発展させよう」
「活動方針」
・コロナ対策をしっかりと行う:新型コロナ感染者を出さないために,例会時にはマスク・手洗いの慣行義務を課したいと思います.例会場も「密」を避ける配慮を徹底します.また,ワクチン接種が進むことで,例会は開催していく予定ですが,緊急事態宣言が出た場合は,基本,例会を休会することにいたします.できれば食事の再開も検討することにいたします.
・奉仕の実践:ロータリアンとして奉仕は基本理念です.奉仕なければロータリー活動の意義を失います.各委員会はそれぞれの奉仕活動を活性化するための提案を理事会で討議できるようにすべく,ボトムアップで会員の意気込みを引き上げていただきたいと存じます.さらに,地区財団補助金の位置づけの再認識が必要で,入会後10年ほどの会員の皆様には地区財団補助金の獲得の仕組み,その申請方法などに習熟し,財団補助金を活用した社会貢献への道をつけていただきたい.ロータリアンとしての面白みを実際に体験できるような奉仕活動としたいと存じます.さすれば,すこしでもロータリー活動離れから脱却できるのでしょうか.
・卓話の充実:社会の一線で活躍されているロータリアンにさらなる学びは,どのような分野でも必要だと思います.そのための卓話としての位置づけがあると考えます.ただ,コロナ環境下で,例会の開催や外部講師の招聘など,卓話を自由に開催できない要素も存在します.柔軟な対応と,会員の参加を促したいと存じます.
・会員増強:毎年の当クラブの課題であります.特に,2020-2021年度は,長年クラブ活動を支えてくださった最後のチャーターメンバーのご逝去,さらに,数名のP会長の退会などで,目標の会員50名到達を大きく下回る会員数になりました.コロナでの会員離れが叫ばれていますが,退会の阻止と新入会員の勧誘は必須です.これまでの奈良新聞,奈良ドットFMやWebサイトでの広報活動の強化と新規な広報活動が求められます.若い方の活動を支えて,ロータリー活動に理解を持ってもらうことなど,私たちができることを探しませんか.
当クラブは親睦が特色であります.引き続き,家族親睦会,内輪会,奈良クラブ・平城京クラブ交流会,などを介して会員相互の親睦を深めていただきたいと存じます.
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