わが国のロータリークラプは1920(大正9)年10月20日、当時三井銀行の重役であった米山梅吉氏が初めて東京にこれを創立し、翌10年4月1日世界で855番目のクラブとして加盟承認されました。その後、第2次世界大戦の結果、一時国際ロータリーから脱退するのやむなきに至ったこともありましたが、その間もよくロータリーの精神を堅持して会合に努め、その神髄と組織を維持しながら戦後国際ロータリーに復帰するや、ますます発展を遂げ、現在北は北梅道、南は沖縄まで、クラブ数2,310、会員数92,190人(4月末)に達し、なおすべての都、すべての町にその理想の翼を広げる努力を続けております。会員は地域内の理想にもえる堅実な実業家、専門職業人の中から定款により、1業種1人を選んだ後週1回のクラブ例会出席によって、各種職域人の交友を通じて地域社会へのより多くの奉仕の機会を得ようとはかっております。
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